ノンフィクション ~16歳から25歳までに出会った人たち~

出会いは偶然ではなく必然であり、出会った人によって人は変わっていく。それを改めて振り返ってみました

VS バイト先の女友達

■17歳の高校2年生

 

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あおきち。

2年半ファミレスでバイトをしていた中で、一番仲の良かった女友達。

うん。楽しい仲間たちに恵まれた印象だったけれど・・・間違いなく彼女が一番仲良しだった。

 

 

きっとあの当時、私が一番仲の良かったバイト仲間が彼女だったというのはみんな気づいていないと思うし、ビックリするのではないかな(笑)

 

 

当時、あおきちには遠距離で年上の彼氏がいたんだよね。

 

それをお互い承知で、50㏄の原付で2人乗りをしながら山を越えてパフェを食べに行ったり、バイトの出勤前の空いた時間には私の部屋でゴロゴロしたりしていた。

 

大好きなバイト先だったんだけれど「男女の攻防」みたいなものが一時期盛んになった時があって、実はその期間のその攻防が自分は本当に嫌だった。

 

それを避けるかのように、うちらは一緒に過ごす時間が多かった。

 

 

「●●くんだったら私は別にいいんだよ??」

→だってそういうことをしないから、うちらは仲良しでいられるんでしょう??

 

 「本当に優しいんだね」

 →???

 

当時はこの「優しい」の意味が本当にわからなかった。ただこのまま仲良しの関係がいつまでも続けばいいと思ったし、年上の彼氏から彼女を奪おうという気持ちも全くなかった。

 

数年後、このバイト先のメンバーの同窓会があった時の集合写真。

改めてみると、私とあおきちは昔と同じように隣同士で笑って写っていた。

 

 

今になってみるとこの時の「優しい」の意味がなんとなく分かる気がする。

そう考えると、同じ年だったのに彼女の方が色々な意味で大人だったのかな??

でも・・・本当に楽しかったなぁ☆彡