ノンフィクション ~16歳から25歳までに出会った人たち~

出会いは偶然ではなく必然であり、出会った人によって人は変わっていく。それを改めて振り返ってみました

VS 新宿二丁目の住人

■17歳の高校2年生

 

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「お前のような人間が来るところじゃない。」

「わざわざこっち側に関わろうとするなよ。腹が立つんだよ」 

 

 

この街の住人に私を歓迎するような人は誰も居なかった気がする。

そして私も好奇心の塊でありながら、この街の住人にも興味を持つことは一切なかった。一言でいうと、凄く居心地の悪い街だった。

 

 

いくら好奇心の塊であっても、無関心なこともある。そして本能的に避けたい場所もあるのだと、この時初めて理解出来たような気がした。